ケージ

大切な子猫さんを思わぬ事故から守る為、「最初は」必須と考えてください。
寝ずに目を離さないで見守るのは不可能と思います。
また、突然知らない場所に連れてこられ、知らない人、知らない匂いに猫さんはとても緊張し、怯えてしまう事もございます。
その場合、ケージは猫さんにとって安心できる隠れ家になってくれる事が多いです。
また、新しい環境に興奮して遊びすぎてしまわないよう、強制的に休ませるスペースになります。
タオルなどで目隠しをしたりして、猫さんの様子に合わせて上手に取り入れてあげましょう。
※ケージ飼育を推奨する内容ではございません。

トロのおうちでは、アイリスオーヤマの「コンビネーションサークル」を使っています。
●開口部の広いもの
●トイレが入る大きさか確認
●トイレスペース、食事スペース、休憩スペースが確保できる大きさ
●2段〜3段(お留守番が長い場合は3段をご検討下さい。
短足ちゃんは2段が良いです)
余談ですが、プロの方でも「ゲージ」(gauge=ものさし等の意味)とおっしゃる方が多いですが、正しくは「ケージ」(cage)になります。

爪研ぎ

猫さんにとって、必需品です。
爪を研ぐのは勿論、マーキングの意味合いもあります。
一個だけではなく、さまざまな形状のものを何箇所かにおいてあげてくださいね。
爪研ぎの数は一部屋一個あると望ましいです。
部屋中爪研ぎのような環境は、家全部が爪研ぎとなってしまいますので、ある程度メリハリをつけて、このお部屋はここ!と言う感じがベストです。
トロのおうちでは、段ボールと麻紐のものを使わせています。
麻紐のものは、縦に伸びてできるタイプ、
段ボールのものは、簡単に動いてしまわない、大きめが良いですよ。
壁紙は爪研ぎとしては優秀な方ではありません。
爪研ぎがあるのに壁紙を使っている場合、
本来爪研ぎの方がやり易いはずですから、今の爪研ぎが好みに合っていないか、場所が悪いか、素材や形状が悪いかです。
その子の好みに合わせた爪研ぎを用意してあげてくださいね。
子猫の頃におててを持って、爪研ぎを教えてあげましょう。

食器類

ご飯とお水は専用の容器を用意してあげてください。
使わなくなったお皿でも構いませんが、人間と共用はやめましょう。
ケージの柵に取り付けられるタイプの物は、最初はとても便利ですよ。
猫さんが倒したり、こぼしたりすることを防げます。

ペットヒーター

真夏のお迎えでは必要ないですが、最初は猫さん寒いのか暑いのかわからず、みなさまとてもご不安な様子です。
ペットヒーターは、寒ければ自分で乗りますし、暑ければ自分で移動できますので、猫さんも快適に過ごせ、飼い主様の不安も取り除けるのではないかと思います。
トロのおうちでは、夏場もクーラー寒くないかな?と気になる事があるので常備しています。
流石に真夏はつけないですけど、季節の変わり目で朝方だけ寒い時期など、重宝してます。
割と乗ってる猫さんおります。

ペットキャリー

動物病院へ連れて行ったり、お店から家へ連れて帰るのに最初から必要になります。

お手入れ用品

ブラシやお顔のお手入れ用品、爪切りや歯磨き等のお手入れグッズは必須です。
お迎え前に普段使っている物を聞いておくと良いでしょう。
お耳掃除等は、アルコールの強い子猫に向かないものも多くあります。
また、歯磨きジェル等は、味が変わるとすごい拒否されてしまうこともございますので、最初は同じものが望ましいでしょう。
トロのおうちでは、実際にお手入れ方法をお見せし、使っているグッズは全てお店でお求め頂けます。

フード

フードは必ず,今まで食べていたものと同じものをご準備ください。
トロのおうちではフードセットが付きますので、慌ててご準備いただかなくても大丈夫です。

猫用トイレ

最低でも2個ご準備ください。
1個しかない場合、トイレの失敗につながりやすいのと、臭いを隠したがる猫さんにはストレスになります。
上から入るトイレは、最初はお薦めいたしません。

おもちゃ類

蹴りぐるみや猫じゃらし等、3個くらいはご用意ください。
自由な猫さんに、おうちの中で暮らして貰う為に、
猫さんのストレスを軽減してくれるおもちゃ類は必要不可欠です。

お金

こんなことを書くものどうかと思いますが、やはり当たり前に必要不可欠となってくる物です。
病気をしてしまえば、猫さんの医療費は大変高額になります。
万が一に備えて、保険に加入したりする余裕は必要になります。
その他にもお砂代、フード代、おもちゃ代、爪研ぎ代等・・・
お金はかかります。

愛情と責任

グッズではないですが、これさえあれば、どんなトラブルも乗り越えられます。
これが何より重要で、大切なものとなります。